ホルムアルデヒドで子供部屋7割がシックハウスに


「北京市の子供部屋のうち7割以上がシックハウス」という衝撃的な調査結果が発表された。原因物質は最近、中国ビールをめぐり波紋を呼んだホルムアルデヒドだ。17日付で中国新聞社が伝えた。


この調査は、北京市産品品質監督検疫所、中国室内装飾協会室内環境観測センター(室内環境センター)、北京連合大学室内環境観測センター、北京安家康環境品質検査センターが共同で行なったもの。北京市内にある、改修して1-2年以内の子供部屋500室が調査対象となった。


1立方メートルあたり0.1ミリグラムの国家基準を超えるホルムアルデヒドが検出された部屋は361室で、全体の72.2%を占めた。最高で、基準値の8倍もの濃度のホルムアルデヒドが検出された。


室内環境センターの宋広生・主任は「高温の夏は、ホルムアルデヒドの濃度が他の季節より20-30%高い。子供部屋の木製家具、プラスチック製のおもちゃ、カーテンなどがホルムアルデヒドの発生源だ」「夏休み期間、子供は1日の80%の時間を室内で過ごすため、ホルムアルデヒドを長時間吸入すれば、白血病が容易に誘発される」と危険性を指摘している。


中国では白血病の患者は毎年4万人増えているが、そのうち半数は子供で、2-7歳児が多い。北京市児童病院で治療を受けた白血病にかかった子供のうち、90%近くが家を改修したばかりだったというデータもある。


[サーチナ 2005年7月19日]